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静岡市|防球・防鳥・盗難防止などネット(網)の選び方


ゴルフ場や学校や工場など、意外と身近にあるネット(網)
防球・盗難防止・防鳥など幅広く活躍していますが、どんな使用方法があるのか、どこで購入すればいいのか意外と知りませんよね。

今回はネット(網)の購入・設置をする際にどんなものを選んだらいいのかご紹介します。ネット(網)の購入・設置を検討される方は参考にしてみてください。



ネット(網)とは



ネット(網)とは、防球・防鳥・落下防止・ゴミの飛散防止・獣害対策・養生ネット・ネットカーテンなどに使われる網状に編まれたもの。
ネットに使われる糸の素材はナイロン・ポリエステル・ポリエチレンなどが主となります。使用目的に合っていない用途のネットを使うと事故や怪我の恐れもありますので十分な素材選びや設置個所に合ったデザインが必要です。


ネット・メッシュ・網の使用目的


防鳥・獣害
ハトやカラスといった鳥のベランダや侵入経路を防鳥ネットを使って防ぐことで、周辺の糞害などを防止します。ゴミネットとして使用することで、ゴミの周辺への散乱を防ぎます。また、イノシシやサルやシカなどの害獣が農地や畑に侵入しないよう使用することも可能です。

野球・ゴルフなどスポーツ・防球
ボールが場外(道路)に飛び出すのを防いだり、打球・投球ミスによる接触事故防止のために設置されます。スポーツ施設・体育館や校庭・園庭・公園・自宅の屋外スペースや、最近ではシュミレーションゴルフや、屋内の遊び場などの室内での利用が増加中。

防犯対策
店舗の休憩時や閉店後の万引き・盗難防止に利用。フック式で天井から吊下げたり、カーテンレールをつけて開閉式にすることも可能。防炎機能があるネットは、商業施設などで消防法に沿った「防炎認定素材」を使用しましょう。その他、行事やイベント時の荷物の盗難防止、工場や一般住宅のガレージやお庭などの侵入・抑制目的など幅広い使い道があります。

防風・防砂・防雪
公園・グランウンド・沿岸・スポーツ施設・工場・倉庫など、風や砂によるダメージを防ぐだけでなく、商品や製品を保護する役割も。積雪のある地域ではお店や倉庫の開口部や、駐車スペースの防雪ネットとしても使用できます。

落下・飛散防止
工事現場・建設現場・高所作業などの高所からの墜落防止・工具などの落下防止にも使用されます。また、屋内の階段付近やベランダなどに設置し、利用者や小さな子供が落下しないようにネットを使用するケースも増えています。




ネット(網)の購入方法


ネット(網)の購入先は大きく3つに分けられます。

・ホームセンターなど
・インターネット販売
・業者


・ホームセンターなど
ネット(網)は特殊な形でなければ、街のホームセンターなどで販売されています。
大きなホームセンターなら色々な種類のネット(網)が販売されていますが、あまりたくさん出る品物ではないので、欠品している場合もあります。
とりあえず、すぐに使いたい!そんな方にはおすすめ。
店舗に行く前に、事前に問い合わせをしてみるといいでしょう。

最近では、100円均一などの店舗でも園芸用のネット(網)が販売されています。
安価で購入できますが、束ねている糸の本数が少ないため耐久性がないものがほとんどです。


・インターネット販売
ネット(網)はインターネット通販からでも注文が可能。
事務機器を扱う大手ネット通販会社から、オーダーメイドシート作成会社まで色々なところでネット(網)が販売されています。

インターネットから注文する場合は、寸法・生地の厚さ・オプションなどは購入者が選択して購入する必要があります。
通常のネット(網)の形で安い物を探している場合は、ネットで販売の量産品はおすすめです。
特殊な形状・色や素材にこだわりたいなど、使い勝手を重視したい場合はオーダーメイドで作成してくれるところを選ぶのをおすすめします。
ただ、インターネットからのオーダーメイドの場合は、自分の想像している使用方法と注文した商品とのギャップが出て「寸法の間違い」「使い勝手が悪い」などが起こる可能性があります。現在使用している物があればそちらを参考に注文することができますが、新規の場合は注意が必要です。


・業者
希望のものがなかたっり、注文方法が面倒だと感じている場合は、業者へ依頼することをおすすめします。
ネットよりも価格は高くなりますが、寸法取りから、使用用途を打合せして素材の種類・網目の大きさ・金具や切込みなどオリジナルの加工を提案してくれます。
実際に設置する現場を見て、疑問点や要望を伝えられるのが一番のメリット。
既製品やネットでは出来ない、仕事の流れや状況に応じて対応できるオリジナルのオーダーメイドネット(網)を作成することができます。




ネット(網)を選ぶポイント



ホームセンターやネットで簡単に手に入るネット(網)ですが、購入する際のポイントは以下の3点です。

・マス目サイズ
・ネットの太さ
・付加機能(防炎機能・色)


マス目の大きさ


ネット(網)は様々なマス目の大きさのものが販売されてります。
例えば、防鳥ネットを購入したい場合には鳥のサイズに合わせたマス目サイズを選びましょう。網目が大きすぎると鳥がすり抜けてしまい効果がありません。スポーツで防球ネットとして使用する場合も同じで、ボールの大きさによってマス目の大きさが変わり、玉が直撃する箇所は切れやすくなるので、ネット(網)の強度を増したり、2重にするなど対策が必要です。

また、有結節(結び目あり)のネット(網)は強度に優れており、無結節(結び目なし)のネット(網)は軽量などといった特徴があります。

マス目の大きさは「25mm」という「mm」単位で表記されています。
マス目の大きさは使用する場所や用途によって様々ですが、店舗やインターネットで検索する際の参考にしてみてください。


ネットの太さ


ネット(網)の丈夫さは糸の本数で決まります。

【440T(400d)/36本 25mm目】
などと表記されていますが、「T」(デシテックス)・「d」(デニール)という単位。

「T」(デシテックス)の場合、10,000mあたり1gのものが1デシテックス。デシテックス数が大きいほど糸は太くなる。
「d」(デニール)の場合、9,000mあたり1gのものが1デニール。デニール数が大きいほど糸は太くなる。

440デシテックス(400デニール)の単糸が36本、使われているという意味になります。
同じ36本だとしても、デシテックスやデニールの数値が高い方が太く、より強度があるということになります。

適した糸の太さは使用する場所や用途によって様々ですが、ネットに掲載されてりう品番をよく見ると糸の太さ、本数がわかるため、ネット(網)選びの参考にしてみてください。



付加機能(防炎機能・色など)



防炎
公共施設や病院などは、避難経路を確保しなければいけないので、消防法で指定をうけた場所には防炎認可品を使用することが義務付けられています。
ネット(網)にも防炎認可品があるので、確認が必要です。


ネット(網)には様々なカラーバリエーションがあります。
景観を損ねない色を選ぶことも可能。緑色が製造数が多いため、一番安価に購入することが出来ますが、他の色は高くなる可能性があります。また、品番によっては1色のみだったり、数種類の色からしか選べないため、テントシートと比べるとカラーバリエーションは少なめ。

・オプション加工
ネット(網)を設置する箇所や仕様に合わせて、金具を付けたり、形を変形させたり、ファスナーなどを追加で加工することができます。
特に、人や物の通路や開口箇所、使用していない時の収納方法など、実際に使うシーンに合わせて加工することで、使い勝手がよくなります。




まとめ


今回はネット(網)の利用の仕方や、購入する際のポイントをご紹介しました。
目的や価格によって、ホームセンターなどの店舗・ネット・業者に依頼するかを検討してみてください。
屋外だけでなく、室内での使用も幅広く対応できるので、ネット(網)の購入・設置を考えている方はぜひ参考にしてみてください。





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